日記

五十九・六十/それでも劣化キノという評価にはやはり納得がいかない

昨日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円西村悠『二四〇九階の彼女』(電撃文庫)を再読。昔面白いと思った本でも、数年後読み返すと大抵は失望する。面白いことは面白いが思っていたほどではない、と首を傾げるこ…

五十八/久しぶりにストライクウィッチーズを見直してみた

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 リーネちゃん意外とかわいくね? ウィッチのなかで二十番目くらいにかわいくね?

五十六・五十七/名作にルビなし……とも言い切れぬが/ぼくは竹井醇子ちゃん!

昨日の出費 食費おーい、お茶 まろやか500 一四七円ポッキー つぶつぶいちご 一五〇円 雑費にんげん『ストライクウィッチーズ零 1937扶桑海事変』角川コミックス 五八〇円太田優姫『イヴの時間2』ヤングガンガンコミックス 五三三円 合計 一四一〇円今日の…

五十六/私は今度これを学会で発表するつもりです

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 涼しい日が続く。世間はこのことにどんな反応をしているのだろう。また観測史上云々とつまらぬ煽りをやっているかもしれない。テレビの何が嫌いといって、まず俺は第一にあのCMというやつが嫌いだった。第二に真実…

五十三/逃げ水のように

昨日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 俺の目の前で、拾えたかもしれない単位がまたひとつ、音もなく消えていった。何度同じ失敗をやれば気がすむのだろうか。死ぬまで日々が勉強であるなら、人生とはひとつのカリキュラムである。俺の人生は成るのか。…

四十九・五十/知らない世界を語る言葉は

昨日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 今日の出費 食費おーい、お茶 まろやか500 一四七円 雑費安倍吉俊『リューシカ・リューシカ』1、2 一三八〇藤原ここあ『妖狐×僕SS』 四二〇円 合計 一九四七円 作家の“語彙力”を考えたとき、日本文壇のそれは全…

四十七/遅刻して寝坊しました

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 明け方、東の空がみるみる明るくなっていく。と同時に、生物が活動を開始する音がそこかしこから聞こえ出す。それぞれの声に呼応するように、蝉が烏が燕が目覚めはじめる。すると斜向かいの庭先で犬が悲しげに鳴く…

四十四/嗚呼、統一規格

今日の出費 食費森永 ベイクショコラ×二 二五六円お〜いお茶 まろやか500 一四七円KETTLE COOKED CHIPS 一七八円 雑費 なし 合計 六〇〇円 輸入物のポテトチップスが店頭に並ぶ。原産国はアメリカ。裏面のフレーバーテキストを読む限りでは堅揚げポテトの系…

四十二/「以下の事柄について非哲学的に述べよ」

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 そういう出題の仕方にはそういえば遭遇したことがない、と半狂乱の頭で思う。哲学的に述べよ、と人は言う。よかろう。ではどんな叙述は哲学的でどんな叙述は非哲学的なのか。きっちりとした線引きあるのか。あると…

四十一/少女には向かない属性

今日の出費 食費森永 Bakeショコラ 一二八円大人のトッポ京都宇治抹茶味 一九八円十六茶 一二五円 雑費杉井光『神様のメモ帳7』(電撃文庫) 六二〇円 合計 一一二一円 『神様のメモ帳7』を買う。アニメの方(第一話)は端的に言ってしまえば詰まらなかったし…

三十七/か→み↑さ↑ま↑ド↑ォ→ル↓ズ↓

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 『神様ドォルズ』の録画に失敗していたらしい。ところどころ無音になったり画面にブランクが入ったり。最初の回想シーンでは演出かと思い過ごしていたのだが、そんなわけあるか。これこそ不完全燃焼以外のなにもの…

三十六/ノスタルジックの変遷

今日の出費 食費森永 Bakeショコラ×2 二五六円おーい、お茶 まろやか 一四七円 雑費今井哲也『ぼくらのよあけ 1』(アフタヌーンKC) 六一九円 合計 一〇二二円 今井哲也『ぼくらのよあけ』を購入。キーワードとしては小学生と地球外知性体、友好的ファー…

三十三/サブカルチャー辞典の容量では日本の一人勝ちかも

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 今月は総計五千円以内に抑えたい……と思ったら昨日早速散財していた。なんてこった…… なぜか本題から岩波の哲学小辞典なるものが出てきたのでぱらぱら捲って楽しむ。日本語の、いわゆる国語辞典との差異は大変おも…

脅迫観念/三十二

CO2削減への積極姿勢(実際はともかく)、企業の既卒生への待遇、病的とも言える募金活動とそのアピール。こういったものを見るにつけ思うのは、日本人つまり日本社会にとっては満たされている、余裕があるというのは悪徳であるらしいということ。マゾスティッ…

三十一/「ツバメは無事に巣立ちました。皆様のご理解とご協力ありがとうございました」

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 前六月の出費総額は一〇七四四円。実家に寄生しているくせに豪奢なものである。 以前記した、駅に営巣していた鳥が巣立ったらしい。構内の張り紙で知った。ツバメ。なるほど。日本人はツバメに特別甘い。嗚呼俺も…

二十九/欲しいものばかり増えていく/僕っ娘乱れ舞う

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 冷たい風呂に浸かりながら、来月は古書店を巡ろうかとぼんやり考える。狙いは松村栄子『僕はかぐや姫』の一点張り。八月までには手に入れてしまいたい。ついでに日本SF大全も補完すべき頃合いだろうか。どこまで刊…

二十七/失笑は禁じ得ない

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 撮り溜していた『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』を鑑賞。さくらんぼをつまみながら妹と並んで見ていたのだが、最終回、俺が忍び笑いを漏らしさえしたのに対し、彼女はほろほろと泣いていた。似たような…

二十一/同じ混ざり色でも黄色とは訳が違う

今日の出費 食費 なし 雑費 なし 合計 〇円 帰り道。嵐の後。夕空。その一部、青空と茜空の交わるところが、淡い淡いむらさきに染まっていた。薄紫にほんのすこうし蒼を差したような、実に然り気無い色合いであった。この色を勝手に紫苑色と名付ける。『紫苑…

二十/空洞には無為が詰まっている

今日の出費 食費白いダース 一〇五円お〜い、お茶 まろやか 一四七円 雑費 藤原 祐『煉獄姫』 六二〇円犬村 小六『とある飛空士への恋歌』 六二〇円本田 誠『空色パンデミック』 合計 二一〇一円 生来の浪費家であるらしい。倹約を倹約をと強く思えば思うほ…

十四/すずめのす

今日の出費 食費ジャガビー うすしお味 一三五円フリスク ベリーミント 一九四円グリコ 粒々イチゴポッキー 一五〇円 雑費 履歴書 一二六円 合計 六〇五円 イチゴポッキーが一五〇円なのはギャグなのだろうかたまたまなのだろうかすごく気になる。 今日は電…

嵐の気配に包まれて

一瞬だった。十二秒やそこら。二十秒ということはまずない。 通り雨という。水平面積の極端に狭い雲がもたらす、一過性の集中降雨のことを指す。夏の嵐のことを言うこともあるが、いま俺が遭遇したのと同じものに逢ってしまえば、誰でも別の名前を使いたくな…

時事ネタなんてくそくらえ

そういえば源氏物語で俺が最も好きな帖は『雲隠』だった。何かに被れていろいろな源氏をかじって回っていた頃の話だ。今はもう、手に取ろうとも思わない。追憶することもてんで無い。かつてそういう物語があった、とぼんやり意識するだけの存在である。人も…

喉元過ぎずて暑さ忘れる

沖縄の梅雨明けが宣言された、ということを皮切りに一記事稼ごうと思っていたのだが、すっかり忘れていた。関東の夜は窓を開け放していればまだ肌寒いくらいで、その凶暴さの片鱗すら見せてはいない。 沖縄の梅雨明けが宣言された。そういうニュースを流れ聞…

切りとりたがり

小説において、映画において、漫画に、ゲームに、その他諸々の記述において、受け手が直接的に鑑賞(干渉)できるのは、描写もしくは作製された部分のみである。たとえば十年のスケールを持つ物語があったとする。その十年間に全物語世界で起こった出来事は情…

暑い夏の日にサイダーをあおりたくなるような何気なさで

RPGほど三次元に益をもたらさないゲームもない、と思う。俺が十数年ほどRPGに触れ続けて培ったものといえば、テキストを読むのがほんの少しだけ早くなったということくらいで、それにしたってズブの文盲よりはマシといったレベル。とてもではないが世に言う“…

休むと決めた日に限ってネトゲは定期メンテ/ドラゴンキッドは死んだ、もういない。

ふざけた野郎め。 昨日のタイガー&バニーが待ちに待った黄“ドラゴンキッド”宝鈴ちゃん回だったわけだが、そもそもの疑問として「キャラ回ってほんとに必要?」という。アニメであろうがなんだろうが、ひとつのお話である以上は一筋の流れが作品全体を背骨の…

あっというま午後

切れ切れの空に、風が強く吹いている。水鳥の、抗議するような鳴き声が、窓を締め切った部屋の中まで聴こえてくる。かつて台風だったものども。彼は若葉を揺らし、雲を走らせ、総武線を停まらせる。せっかくなら月曜日も拐ってくれればよかったのに。 食い散…

きのうのきょう

昨日はやたらと人身事故の多い日だった。久しぶりに遠出したらこれである。或いはこんな頃ともなれば、日に数回の身投げなど当たり前なのかもしれない。 すべての自殺に肯定的でありたいと思う。その手段によって消極的、積極的、多少の揺らぎこそあれど、最…

生来の気性の弛さを五月のせいにするのはいよいよ卑怯なきがする

これ以上過ごしやすい日があるのかというほどの気候だった。少なくとも部屋の中は。 この頃本格的に緊迫しつつある。もちろん金の話だ。今日を生きるのも精一杯、そんな局面に立たされることになるとは十年前の自分は想像だにしなかった。まあ、怠惰と臆病を…

ここではないどこかへ

日射しと衆目に弱い人間は、帽子を買うか自分の部屋に閉じ籠るしかない。帽子が嫌いな僕は土竜になる道を選んだ。そう、選んで採った生き方なのだ。我々のような人間が俗世で生きるのは、それは大変むずかしい。そう思うからこそ我々は世界の隅に別の世界を…