五十九・六十/それでも劣化キノという評価にはやはり納得がいかない

昨日の出費
食費 なし
雑費 なし
合計 〇円

今日の出費
食費 なし
雑費 なし
合計 〇円

西村悠『二四〇九階の彼女』(電撃文庫)を再読。
昔面白いと思った本でも、数年後読み返すと大抵は失望する。面白いことは面白いが思っていたほどではない、と首を傾げることは多い。我々の作品評価において、作品はスターターとしての役割しか持たない。人に薦めたり追憶したりするうちに、それは作品を置き去りにして我々の思うままに組成されていく。これを感動の自走性と勝手に呼ぶ。