2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ゴスロリ褐色暴虐僕っババア

『D.Gray-man』をちょっとずつ買い進めているところ。俺の場合は最後まで読みきる作品よりもむしろ途中で読むのをやめてしまう作品のほうが(特に漫画には)多くて、この漫画も初巻から七巻までしか本棚には無かったしこれから揃えるつもりもなかった。ところ…

○○(一般文芸)ってラノベだろ、という話題からラノベ叩きに移行する黄金パターン

ライトノベル作家には文章力が無いとかね、そういう批判は(まあこんな乱暴な物言いは主に『ライト』ユーザーによるものだと思うんだけど)しばしば目にする。それでまあ、ラノベ擁護派としてもそれを完全否定することは出来ない。むしろしたくない。なにしろ…

日記について日記において日記によってかんがえたこと

長めの文章を書いていていちばん注意しなければならないのは、自分の文章に飽いてしまうことだ。少なくとも俺の場合は。そしてこの注意力は比較的散漫であるから、大抵の文章について途中でどうでも良くなる。概ねの文章において結論の部分が書かれていなか…

霜月も半ばを過ぎて

絵のモデルにしたいと騙って女の子を自宅に連れ込み自分の性器をくわえさせ、尚もぐずる少女に「ここは真剣十代しゃぶり場なんだよ!」と檄を飛ばす調教系漫画。ふとした拍子に思い出して、あれは鮮烈だったなと部屋を探るのだが、さてどの雑誌のどの号に掲…

まともに狂った

かつて本との出逢いの場は病床だった。療後観察中の、不健康ではないが健康でもないというその時間は動き回ることもビデオゲームも許されなかった。かといって眠ることも出来ず、じっとひたすら暇を持て余しているようなとき、親はよく小説をどこからか運ん…

地球の矛とデネブの盾

一週間近く文章らしい文章を書かずに暮らしていた。不思議なもので、あんなに馴染んでいたものだったのに、しばらく書かないでいるともう自分の書式が思い出せない。一般的に日本人はふだんから結構な量の文を書き落としているはずである。それは日記であっ…

きっとこれから冷えてくる。そんな予感が、秋の日射しを「麗らかな」とは呼ばせない

十月は両手で数えられる程度にしか本を読まなかった。読書の秋とは言うけれど、あっという間に「気づけば暗くなる」この季節は不便に思う。 本を読むなら断然夏だ。暑い日、狭い部屋を閉め切って、そこには空調も本棚すらも無い、生き延びるのに必要なだけの…