エルバートとアデルとアイギナの技能成長率を設定した奴を俺は許さない

ティアリングサーガシリーズ ベルウィックサーガを久しぶりにプレイ。思うにこのゲームは特にバランス面において史上屈指の出来なのだが、いかんせん俺がヌルゲーマーなので説得力が皆無である。にわか脱却の手始めとして、とりあえず縛り無しALL35を目指す。
初プレイ時にほとんど使わなかったアデルとレオン、シロックを序盤から積極的に運用していく。はっきり言ってこの三人は好きではないので、他のベンチ候補が出揃う前にある程度の技能経験を獲得しておきたい。
序盤の壁と思っていた二章任務の十八ターン突破・バレリントン捕縛・顔有り敵ユニット全撃破は意外と簡単に遂行出来た。各ユニットの使い方や五ターンセーブへの合わせ方、強敵への対応など、前週と比べて明らかにスキルアップしていて我ながら感心する。ディスガイアシリーズやDQ・FFに代表される、キャラクターの強さや希少アイテムなどを追求する形のやり込みを否定するわけでは決してないが、俺としてはプレイヤーの経験が難易度にダイレクトに反映されるゲームの方が好感が持てる。そういった視点でも、かのモンスターハンターなどは両方の層からファンを獲得できたのかもしれない。
続く『馬泥棒を探せ』で無難にバトルソウ二本を確保し、二章依頼・実戦演習のデリック相手にみんなで武器をしこしこ振り続けて一日を終える。アデルの致命攻撃でデリックが逝ったり反撃でレオンが戦闘不能になったりしながら四十ターンほどを費やした。明日は我らがアーサー率いる本隊で帝国兵を順当に捕縛しながら西進、然る後北上していくことになるだろう。技能上げに関しても、三週目はもう少しスマートにやりたいものである。

申し訳程度に僕っ娘について書いておく。
その起源をしばしば手塚治虫に求められる僕っ娘。だがその実、明治大正から昭和にかけての女性進出・女性解放運動と関連して、一人称「僕」を用いる女学生などが幾らか存在したようである(無論、性差別を意識してのことであろう)。彼女たちは安易に僕っ娘などと呼ばれたくないだろうし、こちらも三次元の僕っ娘に興味はないが、当時の文芸界に僕っ娘が存在した可能性については非常に興味を引く。
問題は、この情報の根拠となる記述が成された資料を紛失してしまっている点だ。春も来ることだし、床が見える程度には整理整頓すべきかも知れぬ。