白鬼院凛々蝶「今度はこちらから依頼しよう。僕のSSになってくれ」

今日の僕っ娘

名前:白鬼院凛々蝶
出典:藤原ここあ『妖狐☓僕SS』
声:日高里菜
年齢:15歳(1巻当時)
・連綿と続く名家白鬼院に降りた、鬼の先祖返り。
・なにかと虚勢を張るもののそんな態度を取ったことを頻りに後悔する、人呼んで『ツンしゅん』。反省する悪役の亜種的存在とも言える。
・本作随一のへたれ。でもやるときはやるへたれ。
・アンバランスゆえの愉快さと中途半端ゆえのうすら寒さは紙一重であることがよくわかる作品だとおもう。

近頃とても慌ただしい。この期に及んで春が忙しい時期になるとは思わなかった。忙しいことには慣れていないので、どうしたらいいかわからないというのが正直なところだ。なにしろ覚えなければならないことが多すぎる。覚えること、特に覚えたくないことを覚えようとするのははっきり言って苦痛である。苦痛にもやはり俺は慣れていないので、どう扱えばいいかわからないというのが正直なところだ。小動物なら死んでいる。危ないところであった。

尾藤来夢「そんな言い方やめようよ…。『持ちつ持たれつ』って言うでしょ?」

今日の僕っ娘

名前:尾藤 来夢(ビトウ ライム)
出展:ニンテンドーDSソフト『すばらしきこのせかい
声:生天目仁美
年齢:13~14歳といったところ
・パートナーはビィト。口癖は諺。エントリー料は自分の夢。優しく思慮深い性格で、暴走しがちなビィトを嗜める場面が多い。エクストラではスパイなんてやってのけた辺り、たぶん頭脳派。
・なぜか最初に思いついた僕っ娘が彼女だった。初期段階では女の子っぽい男の子だったらしい。実にあぶないところであった。
・そういえば、どうやら今度出るキングダムハーツの最新作にゲスト出演することが決まった。ライムは本作中では非戦闘員に甘んじたので、どういった役回りになるか気になるもの。
・髑髏マークのニット帽にオサレなベル型ペンダント、ダボ袖ときて中身は冷静沈着清純天使。これもひとつのギャップ萌えか。

この季節に、もう夏が終わるころの心細さに思いを馳せている。何かが終わるというのは、まあ仕方がない。しかしなぜまた引っ切り無しに別の何かがはじまってしまうのだろう。
なんだか僕っ娘についてしばらく触れていなかった。これから一記事に一人でも、誰かのパーソナルデータでも(それから一行でもいいから私見を添えて)挙げていこうかな。というか、そもそもこの場所ではそういうことをするつもりだったのだ。完全に忘れていた。つまり、怠けていた。
思えば僕っ娘に限らず、この一年で俺のレパートリーは何ら拡充されていない。思考パターンもお定まり、何回同じ言葉が出てきたかわからない。まずこういうダメだしを電脳上でやること自体なってない。と気づけばダメだしにダメだしが重なっている、これもダメだしである。これも。ああ、一体どうしたことだ。

世間一般的に言えばダメな奴である。真剣に考えれば今から採り得る未来の選択肢は限りなく狭いし、そういったことをそれなりに自覚しているつもりでもある。しかし死のうと考えたことはない。なぜか。
恐らく理由は二つある。一つは「現世でやりたいことがあるから」であり、今ひとつは「来世や涅槃の存在を信じていないから」だろう。この二つが折り重なっているうちは人間手ずから死ねるものではない。生きるコストに比べて死ぬコストが重すぎる。裏を返せば、どちらか一方だけでも喪われてしまえばちょっと存在が危うくなるということだ。遊び、読書、散歩、食事、音楽、なんでもよいから生きるモチベーションは常に保っていたいとおもう。長く生きていたくはないが、まだ死にたくもないのである。

自ら死ねない、もっと大きな理由を忘れていた。痛いのや苦しいのがこわいから。もし完全な自殺法というものがあるとしたら。俺たちはそれを拒めるのか、果たして?

することがないのは大変幸福なことだとおもう。しなければいけない事どもから解放された俺は、もしかするとかなりハッピーな人間なのではないだろうか。数年後、あれが俺の青春だったとしみじみ思い返すときが来るのかもしれない。未来のことを考えるのはとても苦手なので、今までそんなことは思いつきもしなかったけれども。
世界樹の迷宮IVの特設ページが、また知らないあいだに充実していっている。頭巾や帽子といった軽めの頭物がとても好きなので、今回ソードマンは自然に選択肢に入ってきそうだなあ。
そんな流れで今日、久しぶりに世界樹Ⅲを起動してみた。まず俺はこいつをちゃんとクリアしなければいけないのだ。庇護ゾディアックや育成途中の拳アンドロなんかを眺めていると発売当時の熱が思い起こされて、こういうのもひとつの感動だろうか、少々ノスタルジックに浸ってしまった。攻略も糞もない、雑多な情報が交錯する中での迷宮探索は懐かしむに値するものだ。次回もそんな時間を過ごせることを祈る。
しかし五層まできて回復スキルがゾディの庇護のみ、+1枠使用キャラ無しというのは強引すぎるのではあるまいか。抜本的なPT改革が必要である。これは時間との戦いになってきた。

「もしもし?」
「ここにおります」
そんなやり取りがしてみたいこの頃です、こんばんは。誰か俺に電話をくれ。
動く歩道エスカレーターと同じくらい、電車に乗るのが好きである。例えば旅行をするとして、俺ならその往路と復路に最も重きを置く。過程を大事にするなどと言えば聞こえは良いけれど、要は何も動かずぼうっと物を考えていられるからなのかもしれない。しかし事実として、ここ以外のどこかへ運ばれていく感覚は俺を高揚すらさせる。船が一等良い。三ヶ月くらいの航海をして、一週間くらい現地に留まって、また三ヶ月掛けて帰ってきたい。飛行機は移動期間と比べて制約が強いのでやや不完全燃焼に終わる。その点、電車は乗り降りがしやすいので素晴らしい。といっても乗り継ぎがしたいわけではない。そういう選択肢もある、ということが心を安定させるのだろう。
そういう話を家族にしたら、なんと祖父も同じような性癖の持ち主だと判明した。親は環境を作り、環境は人を育てる。