なんとかなるなる……なるよな?

ここ数日、自分でも驚くほど楽観的に生きている。というよりも多分、自分が楽観的に生きていることに気づく機会が増えている。俺の楽観思考には「なんとかなる」「なんとかなってほしい」「なんとかならくてはいけない」「なんとかならなければおかしい」くらいのパターンがあって、状況が切迫すればするほど最後者に近づいていく。どの段階に及んでも「なんとかしなければ」とはならない。たとえば困難な場面に陥ったとして、俺がまず採る行動は自分を高めるとかいうことではなく抜け道を探すこと。我々はこれを姑息と呼ぶ。
一方で他人に対してはどうか。思えば思うほど冷たく当たっている節がある。自分以外の人間には平等よりもややペシミスティックな物言いをしてしまう。というかこっちが俺の基本的なスタンスで、自分への情け深い態度はかなり例外的である。全人類の内で最も例外的な存在は自己というわけだ。よって人々にはすべからく己を尊重する権利がある。少なくとも俺はそう希求している。
ハーマン・メルヴィル『白鯨』の岩波文庫版を買った。結局新潮文庫版は読まず仕舞だった。もう一つ辛抱が足らない。でも、そんな自分も結構好きだ。


ガトリングが戦場を乱れ舞う中、ひたむきにライフルとスナイパーライフルを育成している。スナイパーライフルについては既に言われている通り何の問題もなく強い。仮にガトリングが修正された場合、次に顰蹙を集めるのは間違いなくスナイパーライフルかショットガンである。問題はライフル。どう運用するべきか、掴みどころがない。跳弾のことやガトリングの射程・火力のことを考えると陰鬱になってくる。しかもなんだこの負荷は。副兵装としてもままならない。
それでもライフルを両手に持つACの姿は格好がいい。攻めすぎず守りすぎずということを意識するせいか、なんとなく視野を広く保てている気もする。地形や謀術を駆使してパワーゲームにならないように戦場をメイクできれば、もう少し華麗に戦えるようになるかもしれない。