ね、アンジー

ワールド北西部が主な活動範囲なのだが、最近はむしろビル群の領地が欲しい。アッパーエリアなんか良いと思う。アルフィンベースなど間の広いエリアはどうも中空にぶらさがってしまうし、自分より重い相手と戦うにはくるくると動き回れなくてはとてもしんどい。そういう意味で砂漠や雪山は比較的重めの機体に向く。
製品版以来、傭兵でオーダーミッションを発注(order)される頻度が高くなった。特にM46、M78、M81はべらぼうに当たる気がする。ぶっちゃけM81などは俺が手伝ってほしいくらいである。
傭兵ランクはミッション評価が影響している気がしてならない。ご存知ファミ通の最速攻略本には過去五回の収支とあるわけだが、これ実は傭兵の収支ではなく雇い主の収支なんではないか。
ブースターの話をする。これまで、ある意味では敬虔なまでにTEMPETE BT49を使ってきた。こいつの長所はまず低燃費故のロング・グラインドブースト。それからなんといってもハイブースト最大出力タイミングの早さが可能にする、目まぐるしい切り返しにある。前作でいう左右連続QB(尻振りとも呼ばれる)同様の動きだ。このような機動は主に中遠距離で、絶対に避けねばならない単発兵器を回避する場合に光る。例えばバトルライフル、スナイパーライフル、レーザーライフルなど。反対に近距離戦や、連続して放たれる弾には順応しにくい。また、積極的に攻めるということも極めてし辛い。壁の多いマップなら良いが、渓谷など幅広な場面では追えず退けず跳べず良い的に成り果てる危険性がある。つまるところ、壁蹴り可能な閉所で、長い攻撃射程を持ち、流行りのガトリングによるダメージをあまり鑑みなくて良く、しかも耐久が及第している機体にこそ、このブースターはよく似合うということになる。
俺は前述の通り狭いステージにあまり出ないので、この度低燃費ブースターからHIGH ACCELのUBT-25/Hへと鞍替えした。全体的には中の上くらいのスピードのはずだが、今まで足が遅かった分だいぶ速く感じる。この加速度が心地好い。ミサイルに強いのも良い。TEMPETEの場合普通のブーストではラージミサイルに追い付かれるので難儀したものだったが、そのような心配がなくなるとやや負担が減る。
色々と新鮮で良いのだが、しばしばハイブーストを溜めすぎてキックになってしまうのが悩ましい。こればかりは慣れていく必要がある。どちらかといえば取っ替え引っ替えしがちな外装と比べて、操作系に直結する内装は、やはりじっくりと使い続けるべきものかもしれない。