Wライこそが人間の可能性なのかもしれん

簡易雇用はしない主義である。雇用履歴の★を見かけると何故か安心する。いくら重ねて雇っても★★にならないのがよく解らないが。
ところが反対に傭兵として働いていると、簡易雇用で呼ばれる(或いは、呼ばれたと思しき)ことが多々ある。決戦防衛などは傭兵もじっくり選びたいと、俺などはそう思うのだが、案外そんな人は少ないのかも知れない。
決戦防衛といえば三時間という防衛ペースはやはり辛い。精神的に限界が訪れつつある。下位領地ならば、たとえばヘリ特化でさらっていかれても「文字通りの電撃戦かはっはっは」などと余裕でいられるわけだが、いつか上位領地で成功されとき(やがてその日は必ず来ると思う。明日にでも)、果たして俺は平穏でいられるか。まあムリダナ。そのくせ決戦侵攻ときたら待てど暮らせどマッチしない。消耗戦である。早くも最も長い撤退戦の様相を呈している。初めから末期戦場とは! フロムのメイキングといったらなかなか粋ではないか。
WライとCE重ミサイルを合わせて使っている。なにが辛いといってこれで積載がギリギリなのが辛い。ハンガーはWパルスが限界である。いや、パルスはパルスで強いのだが、どことなく悲壮感が漂う。
ULGとRAINERの積載は逆で良いのではないかとおもう。というより寧ろ、ULGの積載が高過ぎます。こいつの立ち位置が本気で迷走している。硬く、速く、軽い。なんだこれは、クーガー2か? 強いて言うなら見た目が劣悪であるから、そういう意味ではランセルのようでもある。いや、他意は無い。オーギルとの旋回性能差を根に持ってるとかでは決して無い。
なにもライフルが弱いのではないのである。慎重に、時間を掛けて戦えばこれほど面白い武装も無い。ただ、それが許されないだけで。