百七・百八・百九/Romanを越えているとしても過言ではない……かもしれない

一昨日の出費
食費 なし
雑費 なし

昨日の出費
食費 なし
雑費 なし

今日の出費
食費 なし
雑費
PS3ソフト『アルトネリコ3〜世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く〜』 二九八〇円
PS2ソフト『幻想水滸伝III』 四八〇円
PSPソフト『Steins;Gate』 四九八〇円
合計 八四四〇円


ようやく『アルトネリコ2』をクリア。穴だらけの突貫プレイになってしまったので、落ち着いたらまたゆっくりやり直したいと考えている。
本作で最も印象的だったのはジャクリのコスモスフィア──ではなく、フレリアのバイナリ野──でもなく、「サブリメイション」三部曲──でもなくて、「歯車のワルツ」。記憶が正しければテルミナ内部でのみ聴くことが出来る、あのBGMだ。構成・曲調・中毒性という三点においてゲーム音楽史上(ということは日本の現代音楽史上)に名を刻む、素晴らしい曲だと思う。
ゲーム音楽というものにとってはその楽曲が流れるシチュエーションも曲の印象を左右する優先的ファクターだが、この「歯車のワルツ」についてはシチュエーションを言及する余地がない。逆に言えば、綿密で荘厳で流麗で優しく神秘的ではあるものの、聴く毎に打ち震えるほどの感動を呼び覚ますといった質の曲でもない。或いは、そういう意味でまさしくBGMという呼び名に敵っているのかも。このゲームの「楽曲におけるメッセージ性」はヒュムノス詩が担当しているので自然と評価の目もそちらへ向かってしまいがちなのだが、これはそのなかでも敢えて耳に残った一曲だった。
『1』の「囁き」、『2』の「歯車のワルツ」に続いて、『3』ではどのような名曲が俺を迎えてくれるのか。無声BGMに特別留意しつつ、今夜からじっくり進めていきたい。