暑い。こんなに暑くする必要が本当にあるのか……?
なんだか前も似たような文句を言っていた気がするが、それはたぶん日本の夏がやっぱり暑いからだ。僕にとって去年の夏と今年の夏は本質的に違わないらしい。とすれば去年の自分と今年の自分は本質的に違わないということに、つまりはそうならないだろうか。あー、あちい


最近義務教育過程にある生徒たちと日本語の勉強をすることがあった。作文書いたり長文読解したり。そのなかで確認できたことのひとつ。日本語の乱れとかなんとか言われて久しいけれど、僕は「ゆう(言う)」とゆう音便が好きらしい。というか、かなりお気に入りみたいだ。そうゆうことをゆうと良識ある人や良識人あらんとする人に横目で見られてしまうこともあるんだが、どうしたってうつくしゅうものはしかたがない。「ゆう」は「いう」よりずっと親密な印象がする。「ゆく」は「いく」より遥けき道を想起させる。発音的にもやさしいし。ところで、中学生は大人という人種がみんな等しく彼氏彼女持ちだと思ってるらしい。そんな桃色の世界で我々が呼吸できるものか。そもそも他人を勝手に大人扱いするのも過ちでしかない。やめてよね、僕はそんなつもりで生きてない。