以下の作品を購入する。

リューシカ・リューシカ4/安倍吉俊(スクウェア・エニックス)
Xトーク/来楽零(電撃文庫)
スワロウテイル-人工少女販売処/藤真千歳(ハヤカワ文庫JA)
犯人は夜須礼ありす/伊都工平(MF文庫J)
ネバー×エンド×ロール―巡る未来の記憶/本田壱成(メディアワークス文庫)

長い間購読する気力を失っていたが、ここ最近でにわかに手持ちの本が増えつつある。冬に向けて食料を蓄える熊のようである。本格的な夏の侵攻がここで足踏みしたので、ここぞとばかりに金を吐いてしまった。よく考えてみるとそんなに焦って買う必要ないものも混じっている。「リューシカ・リューシカ」と「犯人は夜須礼ありす」以外は衝動買いに限りなく等しい。藤真千歳が生きながらえていることを発見できたのは収穫だったと思っている。書店で懐かしい名前にめぐり合うのは、遠くの街で昔の知り合いと逢うようなうれしい気持ちになるものだ。あとはせいぜい「冬の巨人」を探すくらいのつもりだが、このような寄り道は積極的に食っていきたい。もっとも、徳間デュアル文庫の2007年刊となれば、ついに本命が見つからずじまいとなる可能性もあるのだけれども。